まろやか人生

水のように柔らかく流れるように生きたい系

父、入院

父に脳梗塞が見つかり緊急入院になりました。

昨日、私は久々に実家に遊びに行く事になっていました。で、家に行くと『お父さんが朝から風邪気味なのか、調子悪いんだよね』と母。

 

その時点で父は寝室にいたので私は直接顔を見ていません。糖尿の持病や手術の影響で時々不調がありましたが、いつも1日休めば大体落ち着くので、母も私も寝かせておいてあげようとそっとしておきました。

 

昼過ぎに母と私は昼食を買いにスーパーに出かけ、1時間ほど家を空けました。

帰宅して母が父に具合はどうかと聞くと、私たちが出かけている間に、気持ちが悪くなって少し吐いたと話していました。

吐き気や嘔吐も過去の手術の影響で時々胸やけがひどくなった時にしていたことがあったため、今回もそれかな、なんて話していました。

 

病院に連れて行くかという話も出ましたが、翌日かかりつけ医の定期検診があったので、父本人もどうせ明日行くから…と言い、母もそうだよね…といった感じで再び少しそっとしておく事に。

 

そこからさらに1時間ほど経った時、寝室で父が動く気配がして母が様子を見に行った時にようやく只事じゃないと気付きました。

 

寝室から母の『目が変だよ!』という声と、父の『トイレに行きたい、吐くかも』という声が聞こえて急いで寝室に入ると、立つのもままならない様子の父。

 

とにかくめまいと強い吐き気がするけど、まずトイレに行きたいというので母と2人で父を立たせましたが、自分の体重も支えられず、足も引きずるようにしていてなかなか前に進まない。

 

母が父の体を支えながらトイレまで向かい、私はトイレまでの道のりにある愛犬用の柵や邪魔なスリッパを急いで取り除き、通る場所のドアを全て開け、トイレの電気をつけ、便座のフタを開けてから父の元に戻り母と2人でトイレまで連れて行きました。

 

トイレの中に入ったところで母と交代して私が父の体を支えたのですが、吐き気が限界を迎え、元々足が悪かったので屈むことも便器の方に向き直ることもできず、私の腕と手すりを掴んだまま『もう無理だ…』とえずきはじめました。

 

私も動揺していたのですが『間に合わなくてもいいよ!ここで吐いても大丈夫!』と声を掛けて、その間に母が洗面器を持ってきて、立ったままなんとかその中に嘔吐。と言っても朝から何も食べてなかったようで、ほとんど中身はなく空えずきのような状態。

 

嘔気の波が一旦落ち着いた頃を見計らって一度便座に座ってもらいました。

母が『これって救急車呼んでもいいレベルかな?』と不安そうに聞くので

 

私たち2人で歩くのも困難な状態になっている大柄な父を病院に連れて行くのは危険と判断して、母に救急車を呼んでもらいました。

その間何度か激しくえずく父の背中をさすり、少し落ち着いた頃に

 

ずっと下を向いていた父に、私の方を見るように言い、父の目を見て焦りました。

片目が少し外側に向いていて、焦点があっていないのです。

朝から水分を摂ったかどうかや、頭が痛くないかなど色々聞いていると

そこから7〜8分で救急車が到着し、症状を伝えると脳神経外科へ行くことを勧められ、以前検査で何度か行った脳外科に搬送が決まりました。

 

検査の結果が脳梗塞でした。

脳梗塞というとあからさまな腕や顔の痺れだとか、激しい頭痛、そして突然倒れるなどのイメージがありましたが、父のようにめまいや吐き気があり、寝ていれば治ると思って治療が遅れることもあるそうです。

 

前日まで普通に元気だったらしいので、父が発症したのは恐らく昨日の朝…搬送されて脳梗塞の診断が出るまで、少なくとも7時間ほど経過しています。それよりもっと長い可能性もあります。

 

今日はまだ全ての検査が出来ないのと、嘔気が強いため、歩いたり話したりする機能にどれだけ影響が出ているかは判断できないとのことでした。

 

ただ、斜視が出ている時点でもしかしたら麻痺が残るのでは…と母には言えませんが内心すごく不安です。

 

そしてまずは2週間の入院は確定、後遺症や治療経過によってもっと長丁場になるかもしれないのですが、コロナの影響で入院中は一切面会ができないと言われ、ショックを受けています。

 

面会禁止の割には病室の近くのホールまで通され、そこにはかなり病状の深刻そうな車椅子の患者さんたちの食事介助が行われていました。

 

そんなところに私たちを入れる時点で対策ガバガバなのに面会は禁止ってどんだけ意味わかんない事してんだと腹が立ちました。

 

そして医師からは病室に入る前に少しお話しする時間はあるので、どうかそれでご理解を。と言われていたのに、

看護師さんが私たちに会釈だけしてストレッチャーに乗った父を病室に連れて行こうとするので慌てて止めました。

 

父は朦朧としたまま運ばれ、そのまま入院するのに、しばらく会えなくなる事も知らずに、顔も見ずにってあとでどれだけ心細くなるか…。

 

看護師さんに怒りつつ、母と2人で父に『少しの間会えなくなるけど、電話もするし、リモート面会はあるから』と何とか伝え…

でも父は状況がよく分かっておらず『会えない?なんで?』と不安そうな顔をしました。

 

医師からは父には前もって検査の後すぐに入院と面会できないことをきちんと知らせると聞いていたので、思わず看護師さんの方をキッと睨みつけ『何も説明してくれてないんですか!?』とブチギレ。

 

看護師さんは『あ、○○さん、今コロナなのでしばらく面会できませんので…』と今さら説明を始め

父は『俺、コロナだったの?』とますます混乱してしまったので

 

『お父さんはコロナじゃないよ!体が弱ってて、コロナが移ったら困るから、落ち着くまで会えないけど、電話するからね』と伝え、何となく理解したのか静かに頷いて、そのまま病室に運ばれていきました。

 

その後も看護師さんとは一悶着ありましたが、とりあえず入院書類を一式受け取り、夕方実家に帰宅しました。

 

母と2人で軽食を摂り、今後のことなど色々話してから布団に入りましたが、睡眠薬を飲み忘れたせいでウトウトしては覚醒を繰り返して気が滅入ってきたので、寝室を離れ、連れてきていたまろがいる部屋で今この記事を書いています。

 

ここ1年ほど、父には軽度の認知症状も見られ、介護認定も受け、身障者認定も受け、あちこち悪くしていました。

そのため脳梗塞の初期症状にある、言葉がゆっくりになるとか、足の運びが悪いとか、視野が欠けたり狭くなったりするなども、父は元々会話のスピードが遅く、足も悪く、目の手術で視野も欠けているので、本人も私たちも含め、異変に気付くのが遅れてしまいました。

 

とにかく今は詳しい検査結果や治療法が決まるまで、何とか冷静でいようと思います。

一番つらいのは父だし、一番不安なのは母だし、私は体調を整えて、助けられるところを助けていくのみです。

 

それにしても、このタイミングで実家に来ていた事は運がよかったです。

大柄な父を母が1人で立たせていたら、危うく2人とも転倒していたかもしれません。

 

この状況で全く眠気がこないので、今日自宅に帰ったら早めに布団に入って体を休めたいと思います。