鬱が治っていく過程や、ダイエットの過程で『健康的な生活習慣』に強く関心を持った。
ヨーグルトは朝より夜食べた方が良いとか朝起きてすぐの散歩が良いとか。
また、『やってはいけない生活習慣』にも関心を持った。
1時間以上の昼寝はよくないとか、寝る前のスマホ(ブルーライト)は睡眠の質が下がるから厳禁とか、
夜熱い風呂に入ると睡眠の質が(以下略)とか…
理にかなっていてごもっともな事ばかり。時々矛盾している事もあるけど、大体は正論。
だけど、調べれば調べるほど無限に出てくる。
6時間以上眠らないとなんか大変な事になる、でも10時間以上眠ると死亡率が上がる、柑橘系の果物を朝食べると顔にシミが出来る、
運動しないと1日に何グラムの筋肉が分解される、加工された肉を食べると早死にする、砂糖依存は薬物依存よりもひどい…などなど。
情報が多すぎて、気にかける項目が増えすぎてしまい最近ストレスを感じるようになった。
たとえば私は、朝はあまり食欲がない日が多いので、ヨーグルトなどで軽く済ませたいのに『ほんとは夜食べた方が良いんだよなぁ…』と何となくモヤッとしたり
休みの日は遅めに起きて、昼寝をするのが至福なのに『1時間以上の昼寝は毒…10時間以上寝たら死亡率が…』と罪悪感を抱く。
そのモヤモヤがだんだん苛立ちに変わって腹が立ってくる。
別に良くない?
昼寝したら気持ち良いんだから別に良くない?
朝ヨーグルト食べても別に良くない?
寝る前にYouTube見ないと寝付けないんだから別に良くない?
砂糖に依存してても薬物に依存してないんだから別に良くない?
美味しい加工肉食べて早死にしても別に良くない?
母乳で子供育てても別に良くない?←私子供いないけど
抱き癖ついても子供が安心するなら別に良くない?←私子供いないけど
世の中の大抵の事は別に良くない?で済む話。
ネットやメディアは他人の人生に干渉しすぎてると思う。
いつのまにかその干渉に影響されて、余計なストレスを受けすぎている。
『デキる女がやっている習慣』とか『ダメな部下だと思われてしまう行動』系もそう。
うるせえ、大きなお世話だわ。
デキる女である必要なんかないし、
『ダメな部下だと思われたっていい!』
あ、今ぺこぱの声で脳内再生されたわ。
そう、ぺこぱの精神。自分の事も他人の事も否定しない。全部肯定しちゃう勢い。
ていうか、普通に真面目に働いてる人は多少出来が悪くてもダメなやつだなんて思われない。
みんな得意、不得意がある、それだけのこと。
人の評価よりも、自分がどうしたいか、どんな毎日を過ごしたいかを考えれば良くない?
いい女はカバンが小さい神話とかもいい加減うざい。
カバンでかくても別に良くない?
介護職始めてからでっかいトートバッグで通勤するようになったけど、制服からペットボトルまで何でも入るし、薬や消毒液、マスクの予備やら色々詰め込んだ大きめのポーチも入ってとても快適。
最近は通勤以外にもトートバッグ持ち歩くようになったけど、レジ袋有料になった今、ちょっとした買い物はトートバッグの中にそのまま入れられて大変便利だ。
話は逸れたけど、やっぱり、別に良くない?
私は夜熱い風呂にゆっくり浸かって、YouTube見ながら寝落ちをするのが一番好き。
毎日甘い物が食べたい。
疲れている日は運動したくない。
別に良くない?