先日、夫と喧嘩した。私が職場の外仕事で着る防寒アウターが欲しいと言ってアウトドア用品の店に見に行った時。
普段アウトドアとは無縁な私たちは何の予備知識もなく、お高いブランド(だという事を知らなかった)モンベル？やノースフェイス？を手に取ってしまい…
3万とかするアウターを持って絶句していた私に『それはちょっと高いんじゃない？』と夫。
わかってる、私もさすがにこれは高いと思った。
なので『だよねー、もう少し安めの探してみる』と言って探した結果1万5千円くらいの物を見つけた。正直まだ高いと思ったけど、機能性もばっちりで、試着したら着心地も良くてデザインも可愛い…
自分のパート代とかから買いたいなぁと思っていたら『そんな高いの、作業員が高級スーツ着るようなもんだよ』と夫。
このセリフが無性にむかついた。
例えがぜんっぜん面白くないし、まるで場違いで似合わない、豚に真珠と言われたみたいですんごい腹が立った。
それで『ああそう、じゃあ作業員は安くて寒くてダサい上着でも着てればいいね、ここに用はないからもう帰ろう』とマシンガンで言い返し
最終的には夫も『俺の言い方が悪かったよね』と謝ってきたが、私は久々に感情のコントロールを失い、帰りの車で静かに泣き続けた。
せっかく今の職場で楽しく働けているから、真冬の北海道でも耐えられるような、暖かくてちょっと質の良いオシャレな上着が欲しかっただけなのに。
何が悲しくて仕事着を買いたいと言っただけでこんな惨めな気持ちにならなきゃいけないんだろうと。
翌日は元々予約を入れていた美容室に行ってきた。美容室に関しては何も言われたことはないけど、内心高いと思われてんのかな…とか考えて勝手にイラッとした。笑
担当美容師にアウター事件を冗談混じりで話したら、『旦那さんが買いたくないんだったら俺が買いましょうか？』と言われた。
担当がそういう事を言う人だと思わなかったので面白くて大笑いしたら少し元気が出た。
そして髪を当初の予定よりもバッサリ切ってもらった。
ついこの前まで、次こそはヘソまで伸ばして髪巻くぞと思っていたのに、切ったらやっぱり爽快。
なんだろう、自分の執念とか邪念を断ち切るというか、死んだ組織を一掃する感じ(ロングヘアの人を馬鹿にする意図は一切ありませんが、失礼な表現でごめんなさい)が気持ち良い。
結局アウターは今日、ワークマンで購入した。おかげさまで4000円ほどで高機能で丈夫そうなそこそこ可愛い物が手に入ったので、とりあえず私の心の炎上は一旦収まったけど、
子供もいなくて、将来もどうするのかよく分からなくて、家を建てたり旅行に行くような目標もないのに、ただただ生きるためにお金を使わないようにしろと夫に促されるのはとても苦痛。
働くようになっても私は籠の中の鳥なのか。
嬉しそうにまだ小さい自分の子供の話をする職場の先輩方や、独身で多趣味で生き生きしている人を見ると羨ましい。
私もどちらかに振り切りたいのに、いつもどっちでもない、宙ぶらりん状態で家庭を持つ意味が本当よく分からない…。
夫が女友達だったら私たちは死ぬまで親友だと思う。女友達…男友達ですらない。笑
こんなの夫婦って言える？
札幌も雪が降って一気に冬になった。寒くなると少し気落ちしやすくなるから、気を付けないとなぁ〜。
最近お気に入りの洗えるマスク。呼吸がラクで化粧も落ちにくくて仕事中に付けるのにすごく良い。
ダメ元で買ったダイソーのマスクは私には少し小さくて本当にダメだった…。何回か使ってるうちに少し生地が伸びたら良いなー。
マスクは必需品だから多少色々買っても何も言われない。笑
