昨日、母とスーパー銭湯に行ってきた。フードコートでお昼ご飯を食べながら、離婚がいよいよ決まりそうだと報告した。
1日15食限定のなんちゃら御膳をオーダー。温泉旅館気分が味わえた。笑
母は自分が2度の離婚を経験してるからこそ、ずっと私と夫が仲良く長続きするよう心から応援してくれていた。
なので、私にまだ迷いがある時は、私がどんなに愚痴ろうとも、決して一緒になって夫の事を悪く言ったり離婚をすすめるような事は言わなかった。
でも、昨日の私の報告に本気を感じた母は一言『うん、若いんだし、もう次行っちゃいな!』と言った。笑
母と私は昔から、親友のような関係だった。
別に私はそれを望んでいた訳ではなく、本当はもっとTHE☆お母さん!って感じの素直に甘えられる関係が良かったんだけど、母子家庭時代が長く、女2人で暮らしてきたので自然とそうなった。
だから、悩みがあっても頼って相談するというより、女子会を開き、愚痴って笑い話に昇華して解決?していく、みたいな事が母娘間で起こる。笑
離婚話も女子会のネタくらいのテンションなので話が深刻化しない。
離婚に大反対する昭和のお母さんタイプだったら、事態はもっとややこしくて疲弊したと思う。
その点うちは、もちろん母なりにとても心配して色々考えてはいるんだろうけど、ノリが明るいので助かる。
母は心配しているというのをあまり顔や態度に出さないので、昔は私にあまり興味がないんだと思っていたけど、最近になって、母は私を一人の人間として信用しているから干渉してこないんだということに気付いた。
私ならちゃんとよく考えて行動するだろう、私が決めた事なら上手くやるだろう、という絶大な信頼があるから(信頼のわりに実績はあまりないのに)、ごちゃごちゃ言ってこない。
私はごちゃごちゃ言われたかった構ってちゃんだったけど、今はこの独特な関係性に救われている。
よく街頭インタビューで娘と同じような服を着て、『姉妹と間違えられるんですぅ♡』とか言っちゃったり、母親の事を下の名前+ちゃん付けで呼んじゃうようなちょっとやばい友達親子ではなく、共に戦場を乗り越えてきた戦友のような親子だと自分では思ってる。
そもそも、友達親子という言葉があまり好きじゃない。友達みたいな関係だけど、友達親子とは言いたくない。
そんなの親子じゃないし、母への敬意がなさすぎると思う。
それでいうと友達夫婦みたいな言葉も好きじゃない。
友達なら結婚しなくて良いと思う。
私と夫は時々人から『友達夫婦』と言われる。仲は良いので『オシドリ夫婦』的な意味で言われてるんだろうとは思うけど
私からしたらレスのせいで、本当に友達か、もはやルームシェアレベルになってきている夫婦間の痛いところを見抜かれたようで地味にキツかった。
友達夫婦なんてそんなの夫婦じゃない。
下手したら冷え切った仮面夫婦よりも切なくて虚しい。
そんなこんなで、今の私たち夫婦の会話は財産分与とコロナ関連の話題のみ。
それでもお互いなるべく平和に終わらせたいと言う気持ちが強いおかげで、今のところ泥沼化する気配はない。
縁あって結婚したんだから、最後も恨み合わずに感謝の気持ちで終わらせられたらいいな。
まぁ、それでも円満な離婚なんてないんだけどね。
明日は物件の内覧に行ってくる。
今年中に引っ越せるだろうか…頑張ろう!