まろやか人生

うさぎと筋トレとお菓子大好きウーマン

死にたいあなたへ

2021年 4月26日 今日私は29歳になりました。

死にたいと思ってる人たちに伝えたい事をここに残します。

 

今死にたいと思ってる人、それでも今日を乗り切った。それだけであなたは偉い。

 

たとえ暴飲暴食しようが、そのせいで太ろうが、山のように買い物をしようが、そのせいで貯金を使い果たそうが、男に溺れようが、煙草をバカスカ吸おうが、休日をすべて睡眠に費やそうが

 

生きてるだけであなたは偉い。

死なずに生きてることが偉い。

 

生きてるだけで偉いのに、仕事をしたり、勉強をしたり、掃除をしたり、人付き合いをしているのは本当に偉い。

 

でも何もしてなくても偉い。

仕事をしていなくても、勉強していなくても、家事をしてなくても、引きこもっていても、

 

泣いてでも、這ってでも、毎日生き延びてることが偉い。

ただ生きているだけであなたはとにかく偉い。

 

生きる事が全てじゃないと思うし、死ぬのは悪い事じゃないと私は思うけど

死ぬのはきっとすごく苦しいし大変だし、親も死ぬほど悲しむし泣くから、死なずにゆるく生き延びられるなら、その方が良いかもしれない。

 

自分が死んでも誰も泣かないという人もいるかもしれないけど、誰かを失って泣くのはとても辛い事だから、誰かを悲しませるくらいなら、泣く人なんていない方がいいのかも。

 

でも、あなたが気付いてないだけで、あなたが死んだら悲しむ人はきっとどこかにいる。

そこまで親しくなかったバイト先の先輩だったり、挨拶する程度の近所のおばちゃんだったり、昔3ヶ月だけ付き合ってた元彼だったり。

 

あなたが頑張って生きているということは、あなたの頑張りを見ている人がどこかにいる。

言葉にしなくても、心の中で応援している人もいる。

あなたの笑顔や、ちょっとした気遣いに心を癒された人もきっと沢山いる。

 

あなたの事を好きな人は、あなたが思っているより沢山いたりする。

 

だから、生きることを選択したあなたはとても優しくて強くて偉い。

 

どんなにめちゃくちゃな生き方でも、理解されなくても、あなたが思うように生きればいいと思う。

 

もし批判されたり、白い目で見られたり、笑われたりしても、好きなように生きたらいい。

やりたい事はやればいいし、食べたいものは食べればいい。

 

どうせこの世の将来はそんなに明るくないから、今のことだけ考えればいい。

10年後の事とか、老後の事とか、今は何も考えなくていい。

今を生きてるだけで精一杯なんだから、未来の自分の面倒まで見ようとしなくていい。

 

今この時の自分だけを思って、可愛がればいい。自分を責めなくてもいいし、反省も成長も無理にしようとしなくていい。

 

そのままのあなたで充分だから。

 

 

仕事がきつくなってきたら減らせばいい。

家賃、光熱費、抑えられるものは抑えて、生きてく最低限の資金だけ確保できればいい。

借金しなくても暮らせるギリギリでいい。

 

民間の保険に入るお金がなくてもいい。

将来病気になった時の自分のために保険料を払うより、今苦しんでる自分を労って休んで欲しい。

 

もちろん貯金も別にできなくていい。

よっぽど金持ちじゃない限り、今の世の中そんなに沢山貯金できる人は少ないし、貯金があっても老後はお金が足りないという人もたくさんいる。

今ケチケチしても残せるお金なんて知れてるから、それなら必要な事にお金を使い、楽しい事にお金を使い、毎日が少しでも生きやすくなる事にお金を使おう。

 

今生きることが最優先だから、頑張りすぎて苦しむより、先のことは分かんなくても、無理せず気楽に生きてる方がいい。

 

 

最低限の仕事も難しくなったら一旦辞めてもいい。生活保護をもらってもいい。

また自分の稼いだお金で買い物したいとか、美味いものが食べたいと思えるまで回復したらきっと働ける。多分いつの間にか働いてる。

 

 

好き勝手に生きて、お金も尽きて、気力も尽きて、にっちもさっちもいかなくなったら、その時は死ねばいい。

 

最善を尽くして必死に生きたんだから、どうにもならなくなったらもう諦めていい。

本当に死ぬと決めたらきっとちゃんと上手く死ねる。迷いがなくなったら人は簡単にいなくなれる。

 

だから本当に無理だと思う日が来るまでは、なるべく好きな事をたくさんして、人に気なんて遣わないで、嫌われても、バカだと思われても、ダサいと思われても気にしないで。

 

仕事がだるい日は仮病でも使って、緊急事態宣言中だろうが外出自粛要請中だろうが、開いてる店にふらっと出かけたりすればいい。

 

休んだ次の日も気分が良くならなければまた休めばいい。

 

本当に死にたくてたまらなくなったら、もうすべて投げ出して、どこかに行こう。

部屋もそのまま、荷物も持たないで、どこかちがう町にでも行こう。

 

日帰りでもいいし、一泊してもいいし、なんなら失踪してそのまま行方不明になってもいい。

 

それでもどうしても、どうしようもなく苦しくて孤独になって、怖くなったら、私を思い出してね。

 

誰と一緒にいても寂しくて、一人でいても寂しくて、何をやってもうまくいかない気がして、誰からも愛されてないんじゃないかと不安で、その不安を打ち明ける人もいなくて、夜が長くて、でも朝が来るのが苦痛で、気が狂いそうになったら、私を思い出してね。

 

あなたと同じ思いで生き延びてる私がこの世のどこかにいる事を思い出してね。

 

これを読んだからといって、あなたの日常は変わらないし、読んだ後もきっと孤独だと思う。

 

誰も駆けつけてはくれないし、何も助けられないけど、あなたが感じた苦しみを、同じように感じている私がここにもいる事を思い出してね。

私もこの世のどこかに、この孤独を知ってる誰かが今日も生きてると信じて、明日も生きるから。

 

あなたがいつか死ぬ日まで、できるだけラクして、できるだけ悔いなく、できるだけ楽しく生きていけますように。